子連れ出勤に思う

子連れ出勤が、各地の自治体や企業で試みられているという。

そういう仕事の仕方もありだ。子連れ出勤が可能な職場は、きっと労働者に優しい職場だろう。賛成です、基本的には。

ただ私はやらないなと思う。
仕事中は、子供とは離れたい。

そもそも、子供が幼いうちは、自分のペースで生活ができない。ゆっくり休憩してお茶を飲む時間もなく、トイレも行きたいときには行けない。私はずっと便秘気味だった。

子供を保育園に預けて仕事を始めたら、仕事中はよほど忙しい時でもない限り、休憩もトイレも自分でコントロールできて、なんて幸せなんだろうと思ったものだ。

子連れ出勤がほぼ母親だというのも、当然納得がいかない。父親でも子連れ出勤しましょう、どんどんしましょう。

制度が整備される過渡期に現れる問題というのがあるのは仕方ない。
しかし、預ける保育園がないから子連れで、はだめね。政治の怠慢だ。幼い子供は母親といるべきだから子連れでというのも、やめてね。母性の強要は暴力ですから。

最終的に到達すべき理想形は、子連れでも保育園に預けるのでもよく、父親でも母親でも育児休暇や子連れ出勤が可能な、そんな社会。

いつ来るのだろうか、そんな夢のような時代。