イスラム教の人たちも

イスラム教徒の知人がいる。
マレーシア、イラン、サウジアラビアバングラディシュ、パキスタン、イエメン、エジプト、リビアアルジェリアと出身国は様々だ。
少し会話しただけの人もいれば、今でも交流がある人もいる。

宗教については、日常生活の決まり事や、ラマダンの話を聞いた。
それぞれの国の政治から結婚までいろいろな事情を話しあったりした。
また、オシャレの話もしたし、夕飯作るのが面倒だと愚痴を言い合ったりした。
就職についての悩みも聞いたことある。

とと姉ちゃん」じゃないけれど、日々の暮らしを営む普通の人々だ。
オリンピックを見ていると、イスラム教圏の女性の出場を多く目にするようになった。
スポーツに一生懸命になるのも熱狂するのも、一緒だ。

テロが起こるたびに、イスラム教に対する誤解や恐怖が増大することを憂う。
恐怖や怒りを感じ、悲しい思いをしているのは、イスラム教の人々も同じはずだ。

トランプ氏の入国の際の思想審査導入という発言には怒りを感じる。

知らないということは、恐怖を生み、誤解を招く。

4年後、東京でオリンピックが開催されるのを機会に、諸国の文化や宗教について、関心を持ちたい。