集団的自衛権とは

最近よく聞く言葉。
わかっていそうで、わかっていない言葉。
ということで、ウィキベディアで調べてみた。

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集団的自衛権は、国連憲章で認められている権利。
攻撃を受けた国が持つ権利が個別的自衛権
攻撃を受けていない第三国が持つのが集団的自衛権

攻撃を受けた国が、攻撃を受けたので助けてください!と第三国に要請。
第三国は、よっしゃ任せとけ!とすぐにでも助けに行きたい。
しかし、国連に申請して許可を取ってからだと遅くなってしまう…。
もしかしたらダメって言われるかもしれない…。拒否権とかあるし…。
そんな時、集団的自衛権という権利を使えば、すぐさま援助に向かえる。

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ということらしい。

石破氏は集団的自衛権を論ずるテレビ番組で、
「東南アジアが攻撃を受けたらアメリカが出てくるだろう。
 密接な関係にあるのに、日本は黙ってみていていいのか。」
と言っていた。

アジアという言葉を持ち出して、近隣諸国は仲良くしなくては
という良心のようなものに訴える。
一方、中国や韓国は、やられっぱなしでいいのか!と煽るために使う。

石破氏の使うアジアという言葉は、大東亜共栄圏を連想させた。


自衛のための軍隊がいてもいい。
憲法改正にも、反対ではない。
しかしその理由が、武力が行使したいためというのは、どうなんだ。
ありえない。


憲法改正の議論が、常に軍備の面からされていることが、
そもそも疑問である。
もっと多方面から考えるべきことだろう。