オウム真理教の特別手配犯、平田信さんが出頭したのは、
年末年始のビッグニュースだった。
地下鉄サリン事件を始めとする、オウム真理教関連の事件の
報道映像もたくさん目にした。
事件当時の、テロ行為への恐怖や怒りを思い出す。
同時に、その後の警察のなりふり構わぬ別件逮捕と、
それを批判しない一方的なマスコミの報道に対する
釈然としない思いもよみがえって来る。
また、過熱した事件報道の中、関与したオウム真理教信者は
死刑が当然という雰囲気になったのが怖かった。
そして裁判の結果までもがマスコミの影響を受け、
13人の死刑が確定したことも、怖い。
この17年で、何か変わっただろうか。
