趣味に生きる

震災があって今年は大変な一年だったが、
個人的には充実した年だった。

一月に新しい習い事を始めた。
そのおかげで、日々の生活まで楽しいものとなった。
そこで出会った人達は、年上の方でも非常に活動的で、
いろいろなことに挑戦している人が多い。
そういう方は、とても元気で若々しい。
私も年を重ねても、そうありたいと憧れを持つ。

震災の時、衣食住がどれほど大事なものか実感した。
しかし同時に、衣食住が足りてしまうとたちまち、
「ほかのもの」が欲しくなることに驚いた。
それは時間を埋める遊びや楽しみ、あるいは仕事だ。

好きなことをしていると心が浮き立つ。
退屈は死に至る病だという。

趣味でも仕事でも、何か打ち込めることを見つけることが
とても大切だと感じた一年だった。