運転と運動神経

毎日のように自動車を運転している。
そこで運転にも色々傾向があることに気づく。

1.のろのろとした運転をする人は若い男性が多い。
周囲に合わない低速で走っていたり、判断の遅くて流れを止めてしまったりしている車があって、高齢ドライバーかと思うとそうではない。20代から30代前半と思われる男性が多い。

2.強引で危険な運転をする人は若い女性が多い。
逆に強引な割り込みや追い越しをする車は、女性が多い。

3.確認不足で危険に気づいていない運転をする人は、中高年女性が多い。
同じ割り込みでも、割り込んでしまったことに気づいていないで同乗者と話し込んでいたり、物を探していたりするのは、謂わゆるおばちゃんが多い。

4.運転がスマートなのは、中高年男性がダントツに多い。
運転するのがかっこよくて、デートはドライブでしょという世代でしょうか。いいタイミングで譲る譲られる、スピードも遅すぎず早すぎず、気持ちが良い運転をするのは中高年の男性が多い。

以上、完全なる主観です。


運転と運動神経は関係していると思っている。
ただ、それを科学的に証明するのは難しいかもしれない。

この場合の運転は、例えば車庫入れがうまいなどの技術的なことではなく、判断の問題だ。周囲の車のスピードや運転者の意図、歩行者の有無といった状況を見て、素早く適切な判断をくだす。
運動神経は、早く走る、遠くまで跳ぶといった身体能力ではなく、飛んできた球をどうやって、適切なところに返すかというような状況判断だ。

運転技術を測定する方法や身体能力を判定する指標もあるだろうが、状況判断の能力は測定しにくいだろうと思う。

それとも、高齢ドライバーの判定にそういうシステムがあるのだろうか。


そういえば、運転がうまいというのは、周囲に恐怖感を与えないことだと知人が言っていた。
まさに、その通りだね。